11月10日、台北国賓大飯店にて山口県情報発信会と題した商談会が行われた。
今回の商談会は、台湾と山口県の交友を深め、相互の市場を拡大するといった狙いがあった。
この商談会には、村岡嗣政・山口県知事がオンラインで参加したほか、県内の企業32社に加え、10の市町村が参加した。会場には山口県産の食材を使った料理や日本酒が用意され、県内の特産品がPRされた。
村岡知事は「ぜひ、山口に足を運んで」と呼びかけ、台湾との交流再開に向けた決意がうかがわれた。
▲オンラインで参加した村岡嗣政・山口県知事
また、今回の商談会は新型コロナウイルスの影響で県関係者が訪台できず、すべてオンライン形式で行われた。観光分野では各市町村や観光関連企業が独自のコロナ対策やポストコロナ時代の新しい観光プランを披露した。村岡知事も宿泊施設におけるサーモグラフィー設置や観光スポットや公共交通機関での三密対策などをアピールし、観光再開に向けた意気込みが随所に感じられた。
▲オンライン商談会の様子
会場には星野光明・公益財団法人日本台湾交流協会副代表も現れ、山口県、そして日本と台湾との強い繋がりが見受けられた。オンライン商談会もかなりの盛り上がりを見せており、観光再開後はもちろんのこと、新型コロナウイルスの影響で自由な往来が制限されている中でも、山口県と台湾のさらなる交流深化が期待される。
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