2021年、台湾交通部観光局は「日月潭」と「南投県」の自然や文化・歴史、景色をたくさんの人に知ってもらうため、四季を体感できるサイクリングツアーイベント「2021自転車旅行年」を開催しました。
台湾で2番目の広さを持つ湖「日月潭(にちげつたん)」といえば、大抵の台湾の人は「九族文化村」と「萬人泳渡活動」(大規模な水泳イベント)を思い出すでしょう。
実は、松木幹一郎が台湾電力株式会社の社長を務める間に完工した「日月潭ダム」は一時期、アジアで1番、世界で7番目に規模の大きいダムでした。
さらに、日月潭は米CNN所属の生活旅行ウェブサイトの中で「世界で一番綺麗なサイクリングコース10選」として選出されたことがあります。
日月潭国家風景区は日月潭をメインにした「環潭旅行エリア」、日月潭北部の「中明旅行エリア」、西側にある水里渓流域の「水里旅行エリア」、西南方の「頭社旅行エリア」、風景区の西端にある「集集大山」と日月潭東部の「九族文化村」、と6つのエリアに分けられています。
日月潭は山奥に位置するため、サイクリングを通した旅がオススメ。地元の人々や歴史文化と触れあうことができます。
メインの旅行コースは台湾省道16号、21号と県道131号、139号。ほかにも「丹大林道」のような林道があり、様々な楽しみ方があります。
今回の四季チャレンジイベントに参加したい場合は、携帯アプリを使って、完走までの走行ログを記録しなければなりません。
固定ルートの「環潭ルート」に加えて、季節ごとに変化するサイクリングルートが発表されます。ルートに沿って指定されたポイントに向かい、その場所で写真を撮ったら、日月潭の向山遊客中心へ戻りましょう。その後、撮影した写真をSNSにアップロードすれば数量限定の記念メダルがもらえます。
ここではサイクリングチーム「Stingers 蜂刺車隊」の完走感想を載せます。
今回の四季チャレンジイベントのサイクリングルートは、30キロ前後。1泊2日の旅行スケジュールも立てやすく、完走した後にもらえるメダルも地元の特色や季節性を元にデザインされたものなので、とても集める価値のある記念品だと思います。
あともう少しで秋のチャレンジイベントがやってきますので、イベントに関する新しい情報が発表されるのを楽しみにしています。
コレクションするのが好きな人もぜひ遊びにきてね〜!
※この記事は台湾のサイクリングポータルサイト「悠圖單車生活媒體:YOATO」の記事「2021自行車旅遊年日月潭四季認證活動」を日本語に訳したものです。