日本語 記事

2020年愛媛台湾親善交流会通信

2020年度総会に約50人参加

愛媛台湾親善交流会の総会が74日、松山市の東京第一ホテル松山で開かれた。新型コロナ禍にも関わらず、予想を大きく上回る会員約50人が参加。

2019年度の事業報告と決算、2020年の事業計画案と予算、会則改定案、人事案、会費納入の免除などが報告され、全会一致で承認された。

報告によると2020年度の会員数は正会員99人、学生会員16人、賛助会員44団体・社、特別会員13人の計128人、44団体()で、新型コロナ禍にも関わらず、昨年度対比で正会員が18人減となったものの学生会員、賛助会員は伸びを見せた(資料1=会員数)

将来的に一般社団法人へ移行するため、役員会を理事会、幹事を理事に名称変更。理事は会長1名以下6人と少数化し、社会の変化に即対応できるよう小回りの利く組織とした。

2019年度は4月、愛媛台湾交流会(古川勝三会長)と愛媛県日台親善協会(蔵原一郎会長)が合併し、愛媛台湾親善交流会が設立。同会長に古川氏、相談役に蔵原氏が就任した。その後、記念行事、懇親会が開かれ愛媛県の中村時広知事、松山市の野志克仁市長も参加した。

7月は八田與一の長編アニメ映画「パッテンライ」(虫プロダクション制作)の上映、11月は「えひめ・まつやま産業まつりwithメディアパーティ すごいもの博2019」で台湾料理の販売や台湾観光PR、台湾近代史に貢献した愛媛県出身の松木幹一郎、近藤兵太郎の紹介パネルを展示。

古川会長が台湾の歴史について語る講習会が6回行われた。また、古川会長、野村忠秀副会長は8月、高知市で開催された高知県日華親善協会の交流会に出席。

10月は古川会長、野村副会長、新山富左衛門副会長たちが大阪市内で行われた台湾「国慶節」の交流会・祝賀会に出席した。同年度の収入は計1,508,751円、支出は計788,175円で、収支差額720,5765円が繰り越された。

今年度は新型コロナ禍で正会員の会費は免除。予算規模は縮小されたが、事業として台湾との交流を促進させるためウェブマガジン「MOBURU+」(モブルプラス)と季刊誌(会報誌)の発行、「台湾を楽しむ会」(仮称)の実施などが予定されている。予算は収入・支出計720,586円。