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「砥部と台湾をつなぐアルゼンチンタンゴの夕べ」出演者エッセイ 「私の台湾」③ ギター 智詠

私は1度だけ台湾に行ったことがあります。友人の誘いでバンドネオン奏者の早川純さんと台北でのアルゼンチンタンゴイベントで演奏しました。

今から10年以上も前の話ですが、現地の空気感、音や匂いも含めて細かいことまでかなり鮮明に覚えています。例えば嵐の中、空港に着いた数時間後にもう演奏したこと、しかもその直前まで小籠包を食べていたこととか…。

台湾でも「アルゼンチンタンゴ」 が盛んと聞いていました。出会った人はみんな明るくて社交的、しかもかなり日本語が達者な方が多いことにびっくりしました。街の看板も日本語を含め外国語が入ったものがかなり多かった気がします。

「龍山寺」を参拝したり「台北101」の展望台に上ったり「公館夜市」を歩いたりと、きっと初台湾の人が訪れるであろう場所もたっぷり堪能することができました。古いものを大切にしつつ海外の新しい文化を積極的に取り入れている印象がありました。

旅の終わりのお土産探しに連れていってもらった烏龍茶のお店がまた忘れられません。ご主人が試飲用に使用していたのはなんと日本の急須。しっかり蓋が閉まって茶葉が中でいっぱいに開くので「ちょうどいい」そうです(日本語でそうおっしゃっていました)。そこから複数の茶杯を素早く回転させる手さばきが本当に鮮やかで素晴らしかったです。

台北の「松山空港」から飛び立って東京へ。余談ですがその1か月前に初めて愛媛の砥部町で演奏して「松山空港」から帰路についたことを旅の仲間と話していたことを思い出しました。私が愛媛に移り住む前年のことです。

ギタリスト智詠ホームページ

「砥部と台湾をつなぐアルゼンチンタンゴの夕べ」

日時:2022年11月15日(火)18:30~(開場18:00)
場所:砥部 酒蔵カフェ「はつゆき」(協和酒造2F)砥部町大南400
料金:¥3.500円 中学生以下¥1.500円(1ドリンクサービス付き)
定員:40人(要予約:11月10日締切)
お問い合わせ:TEL.089-962-2070(砥部焼観光センター炎の里)
TEL.090-4974-241(モブルプラス)