見た目が虎の頭に似ているところから埔里の虎子山は「虎頭山」という別称も持っている。虎頭山の山頂には台湾国内の知名チェックインスポット「台湾の心」という台湾の地理中心碑がある。こちらの石碑は日本統制時代の1906年に建てられ、戦争や921大地震の被害による損傷や変位があったため、改めて三角測量が行われて、今の場所に三角点が設置された。
自然豊かな虎頭山鯉魚潭虎頭山步道は地元の人々がよく訪れるウォーキングコースである同時に、多くのサイクリストはこの台湾地理中心碑を武嶺までのスタート地点に設定する。しかし、実はここではあまり知られていない虎頭山飛行場もあって、山頂から埔里の景色を遠くまでを広く眺められる。飛行場まで知安路沿いを自転車走らせると、約3キロの距離があって、205メートルの標高差を登らなければならない。
虎頭山飛行場コースを勧める理由は主に三つがある。まず、険しい登り坂になっているつづら折りも数少なく存在するけど、こちらのコースは主に緩い坂で、チャレンジしやすいところ。二つ目はコースが短くて、目的地にはすぐ辿り着けるところ。最後は膨大な景色を撮ることが好きな撮影愛好家たちにとってここは山奥に入らなくても山と街、そして雲海を楽しめる最高の撮影スポットであるところだ。
パラグライダーをする時に助走するための芝生が広がっている。ここでピクニックシートを敷いて景色を眺めながらコーヒーや簡単な軽食を楽しむことができる。もし埔里の町を空から一望できる空中散歩に興味があれば、ここではパラグライダーも体験できる。ここまで心緩やかで楽しくて美しい場所があるでしょうか。今度は自転車キャンプという形で訪れてみてはいかがでしょう。